知っておこう!ジェネリック医薬品のメリット・デメリットについて

ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品とは

処方せん医薬品において、先発医薬品の特許が切れると、他の医薬品メーカーが同じ成分の医薬品を製造販売できるようになります。この特許が切れた他社製の医薬品を後発医薬品(いわゆるジェネリック医薬品)といいます。処方せんを薬局に持っていったら、「ジェネリック医薬品に変更しますか?」と聞かれると思います。ジェネリック医薬品のメリット・デメリットを知っておきましょう。

ジェネリック医薬品のメリット

ジェネリック医薬品のメリットとしてまず挙げられるのが「安い」ということです。ジェネリック医薬品は先発医薬品と違って、莫大な開発費を必要としないため、薬の値段(薬価)を抑えることができます。例えば、解熱鎮痛薬として有名なロキソニンですが、先発は1錠あたり15.9円なのに対し、ジェネリックでは1錠あたり5.6円と、なんと6.5割引になるのです!これは医療費削減につながるため、政府がジェネリック医薬品の推進をしているという背景もあります。(薬によっては、先発とジェネリックであまり差がないものもあります。自分がいつも服用している薬の値段を「医薬品名、薬価」で検索してみてください)
また、先発品で飲みにくい薬品(錠剤・カプセルが大きい、など)を飲みやすく改良されている場合があります。口の中で溶けるOD錠や、飲み込みやすくした粒状カプセルなど、かなり飲みやすくなっているものがあるので、服用患者の負担を軽くすることができます。

ジェネリック医薬品のデメリット

次にジェネリック医薬品のデメリットとしては、先発医薬品と全く同じというわけではないということです。主成分は確かに同じなのですが、添加物が製造メーカーによって違うため、体内で薬の溶ける時間や吸収される速度などに違いが出る恐れがあります。(ジェネリック医薬品の中には、先発品と成分、添加物ともに全く同じ薬が存在します。このようなジェネリック医薬品を「オーソライズドジェネリック」といいます。)そのため、先発医薬品からジェネリック医薬品に変更しないほうがよいと思われる医薬品がいくつかあると思います。抗うつ薬などの「心の病気」に使われる薬は、ジェネリックに変更することで効かなくなるのではないか?という不安に駆られる可能性がありますので、無理してジェネリックに変えなくていいでしょう。支払金額が気になるのであれば、服用中のすべての薬をジェネリック医薬品に変えるのではなく、一つずつ変更して試してみるといいでしょう。また、シップ剤や塗り薬などの外用薬は使用感に違いが出るので、試しに使ってみて、だめなら次回から先発品に戻してもらうといいでしょう。

医薬品によって、ジェネリック医薬品に積極的に変えて問題ないものと、そうでないものがありますので、まずは医師・薬剤師に相談することをオススメします。あとはジェネリック医薬品を使うかどうかは本人次第ですので、メリット・デメリットのバランスを考えて判断しましょう。

 

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