さてヨーロッパへ旅行に行ったら是非行きたいのが、スペインの「アリハンブラ宮殿」世界遺産としても有名です。その世界遺産があるグラナダは地中海に面した温暖な気候で人気があります。今回はその魅力について解説します。
世界遺産「アルハンブラ宮殿」の魅力
スペインはかつてアラブ人に支配されていた時代がありました。グラナダはその中心だった頃があります。
そしてアラブの王が政治の場と住居二つの機能を兼ねて建設したのがアルハンブラ宮殿です。
特にその中心であるナスル朝宮殿はイスラム文化の最高傑作ともいわれており、内部に一足足を踏み入れただけで、世界遺産に登録されていることが納得できます。
宮殿の全ての壁と天井には、隙間が見つからないほどぎっしりとアラベスク模様が施されており、どこに目をやっても壮観です。
その中でも特にすごいのが二姉妹の間の天井で、思わずわっと声を上げてしまいそうになるくらい迫力があります。
奥行きのあるその飾りは本当に美しく、じっと見ていると吸い込まれてしまいそうな感覚に襲われます。
またコマレス宮の中庭も見どころの1つで、中庭一杯に作られた池に、左右対称の塔が映し出される様には見とれてしまいます。
アルハンブラ宮殿では随所に水を使った芸術を見ることができるのですが、そのなかでもこの中庭が一番見どころがあります。
わたしはこれまでにいくつも世界遺産を見ましたが、一番感動したのがこのアルハンブラ宮殿でした。
カトリック文化の国に残るイスラム建築の傑作であり、宮殿内部は昔ここが本当に宮殿として使われていた頃の権力と繁栄がはっきり見て取れるにも関わらず、どこか物悲しい雰囲気が漂っているところもアルハンブラ宮殿の魅力を倍増させています。
それはきっと日本の文化であるもののあわれを思い出させてくれるからだろうと考えます。
「アルハンブラ宮殿」のアクセス方法
グラナダの中心地からバスが出ています。車で行くのも可です。だいたい20分程でアルハンブラ宮殿の駐車場に着きます。
「アルハンブラ宮殿」の混雑状況
常に混雑していて、ナスル朝宮殿の見学は、事前にインターネットで予約する必要があります。
見学の時間も細かく決められていますので事前に確認が必要です。
まとめ
いかがでしたか?世界遺産「アルハンブラ宮殿」に是非行きたくなったのではないでしょうか?その世界遺産があるグラナダ歴史好きにはたまらない場所です。たまには有給を取ってスペインに行ってみませんか?