昔から風邪の時に「りんごを食べると良い」と言われていますよね。実生活や映画、ドラマやアニメの中でも風邪をひいてしまった時にすりおろしたりんごやジュースにしたりんごなどが出てきたことはありませんか?でも、なぜりんごが用いられているのでしょうか。その疑問にお応えします。
水分補給ができます
特に理由を知らずに「風邪にはりんご」と思っていませんか?りんごが選ばれるのにはちゃんと理由があるのです。
風邪の時には水分補給が必須です。なぜ水分が必要かというと、高熱など具合が悪くて食欲が無く食べられない状況の中、発熱等により水分がどんどん失われていくからです。
水分を摂らなくては脱水症状となり、回復に支障が出るだけでなくむしろ悪化してしまいます。
そんな時にりんご。
「水分」を多く含んでいるりんごが選ばれるのです。りんごは硬いので一見「水分=りんご」とは考えられないかも知れませんが、りんごをすりおろすとどうですか?
水分が多いことは一目瞭然でしょう。
おなかに優しい食べ物です
風邪の時には内臓も弱っています。食欲もありませんよね。そんな時にいつもと同じような食事をしたのでは胃や腸も受け付けません。すりおろしたり、ジュースにしたりんごは消化に優しく最適です。
赤ちゃんの離乳食にも用いられるほどです。でもなぜ胃や腸に優しいのでしょうか?それは、りんごには「ペクチン」など食物繊維が豊富で消化に良いから。
りんごは腸の働きを活性化し消化吸収をサポートすることで腸を整えてくれます。
風邪の時に必要な栄養があります
高熱で風邪がピークの時は取り敢えず水分だけ摂取することが精一杯になりますが、少し状態が落ち着いてきたら今度は栄養補給が必要になってきます。
そんなときにりんごです。なぜりんごが良いのでしょうか。
りんごにはビタミン、たんぱく質、ミネラルなど風邪の時に必要な栄養がバランス良く含まれているのです。
りんごでバッチリ
なぜ風邪の時にりんごを食べる?の疑問が解消したでしょうか。りんごの主成分は糖分で、果糖とツドウ糖が含まれています。これらの甘味成分によって、とても食べやすく、食欲が無い風邪の時にも受け入れられやすい食物です。
そのまま食べてるだけでなく、すりおろしたり、ジュースにしたり手軽にアレンジできます。
そして、水分が多く、おなかに優しく、必要な栄養を蓄えているので、風邪の症状に応急処置ができる食物なのです。
風邪の時はりんごが最適です。
まとめ
いかがでしたか?風邪の時にりんごを食べることは根拠があることが解ったかと思います。風邪の時にりんごを食べて一日も早く回復したいですね。