東北の紅葉っていつ?
東北の紅葉は例年 9月上旬~11月下旬 です。
紅葉のシーズンももちろん南から北上していきます。九州など南の方に住んでいて紅葉を逃したというかた・・・
東北に紅葉を見に行きませんか?
八重の桜 や あまちゃん を始め東北を舞台にしたドラマがたくさんありました。
秋はそんな思い出を乗せて東北へ旅行してみるのも良いでしょう!
食を楽しむもよし・自然を楽しむもよし・歴史を楽しむもよし東北には夢が一杯です。
そんな東北へ行ってみませんか?
「武家屋敷」の紅葉
東北地方の紅葉が綺麗なおすすめスポットは「武家屋敷」です。
かつて角館城があった地である角館の武家屋敷通りには、東北では有名な桜のスポットとして知られている場所ですが、
秋になるとカエデやイチョウなどが赤々と色づく紅葉が見どころの場所でもあります。
春とは違った風情のある景色を満喫できました。
秋田県はお米どころであるため、日本酒がとても美味しいということで、武家屋敷通りで紅葉を楽しんだ後に地元の居酒屋さんでお酒も楽しんで帰りませんか。
「奥入瀬」の紅葉
東北の紅葉で絶景なのは、何と言っても「奥入瀬」でしょう。
奥入瀬は秋田県と青森県の県境にある十和田湖に隣接している散策スポットで、紅葉の時期は多くの観光客で賑わいます。
十和田湖までは東北道が伸びているため、車でのアクセスは比較的楽なほかもしれません。
秘教的な手つかずの自然が多い北東北の中では、整備されている方だと思います。
ゆうほどうがあり、歩きながら紅葉を楽しむことができるのですが、何と言っても遊歩道の脇を奥入瀬の字のごとく、瀬が(渓流)が流れているのです。
その水の美しさと、紅葉の艶やかさが、本当に一見の価値があると思います。
「鳥海山」の紅葉
初めて東北に行く人にオススメの紅葉スポットは、秋田県と山形県の県境にある鳥海山です。
まるで富士山のように、ひとつだけスクっとそびえ立つ鳥海山は、2236Mの標高がある東北では有名な登山スポットでもあります。
この鳥海山には鳥海ブルーラインというドライブ用の道路が整備されていて、そこを紅葉の時期に登ると、見下ろす限り紅葉の絨毯なのです。
広大に広がる色づいた木々に東北の自然の偉大さを感じます。
また紅葉の絨毯の果てに広がるに日本海とのコラボレーションは、まさに赤と、黄色と、ブルーの息を飲む美しさなのです。
「白神山地」の紅葉
東北が誇る自然遺産と言えば、秋田県と青森県の日本海側の県境にある白神山地です。
手つかずのブナの原生林は、どの季節に訪れても圧巻なのですが、紅葉の時期に訪れると神秘的とも言える美しさなのです。
「十二湖」の紅葉
白神山地内にある観光名所「十二湖」。
ここは駐車場もあり、五能線の駅からも比較的アクセスもよく、訪れやすいスポットなのですが、その名前の通り、12個の大きな沼があります。
広いものから、小さくて深いもの、透明度が非常に高いものと、様々ですが、それぞれ印象の違う湖に映る紅葉の赤や黄色の葉の色は、神秘的な美しさです。
特に最も有名な青池は、吸い込まれるようなブルーの池で、見たこともないその青と色づいたブナの黄色は、一度見たら忘れられない景色になるでしょう。
「小安峡」の紅葉
東北の隠れ家的紅葉スポットとして紹介したいのは、秋田県の山奥深く、秋田県と宮城県との県境へ向かう皆瀬村というところにある「小安峡」というところです。
これは、地元秋田県人でもなかなか行くことができないほど、山深く、交通の弁の悪いところにあります。
小安峡は有名な温泉スポットでもあり、峡というだけの事があり、山と谷が連なっていて、そこに大噴湯と言って、100ど近い温泉の源泉が吹き出しているところがあるのです。
そこは散策路にもなっていて、上の駐車場や温泉街になっているところからかなり歩いていくのですが、湯けむりや、温泉の噴湯が上がる中、紅葉の赤や黄色の木々のなかを抜けていくのは、素晴らしい体験になります。
まさに東北の秘境の中で紅葉を楽しむ絶好の場所と言えます。
特に小安峡は、赤色の紅葉が多い感じがします。
黄色より赤の紅葉が好きな人にはお薦めのスポットです。
「抱返り渓谷」の紅葉
秋田県の大仙市、その中でも、旧田沢湖町のエリアには、温泉と紅葉を楽しめるエリアがたくさんあります。
その中でも私がお勧めしたいのは、抱返り渓谷です。
抱返り渓谷は昔々、その道の細さゆえに、人と人とがすれ違う時に普通に交差することができず、抱きかかえて交差しなければいけないという、過酷な道路事情からその名がついたと言われています。
今はきちんと遊歩道ができて、紅葉のシーズンには観光客も訪れますが、やはりその名の名残を止めた東北らしい秘境感があるのです。
原生林が紅葉して色づきながらも、渓流にある岩や、流木、大木に生している苔達はグリーンで、そのコントラストは東北の手つかずの自然でなければ生み出せない美しさだと思うのです。