消費者にとって、家電製品は安く買いたいと考えるものです。
特に家電量販店で如何に値引きを行うかが重要になりますが、性格的に値引き交渉がキツイという方や思った以上に値引きがされないという方はいます。
そこで、値引きするコツについて紹介したいと思います。
大物家電や高額家電は開店時に!
家電量販店の多くは、アルバイトやパートが多く値引き交渉が難しいといったことがあります。
しかし、開店時の場合、正社員が対応する可能性が高いことやメーカー販売員がいることもあります。
また、開店時は客入りも疎らであることから値引き交渉を行うことが出来ます。
特に大物家電の買い替えを検討する際、このポイントは値引き交渉のコツです。
何故なら、開店時に大型家電(冷蔵庫・洗濯機・テレビ)の購入を悩んでいるように見せるのがコツです。
店員に側からみると、突然、家電製品が壊れて買い替えを検討していると認識出来るため、販売のチャンスと考えます。
季節ごとのモデルチェンジに家電を値引きするのもコツ!
日本の場合、年式だけでなく春夏秋冬でモデルチェンジするのが当たり前です。
性能は全く変わらないのに、モデルが変わるだけで値下がりが大きくなります。
狙い目を見定めるコツは、店頭表示に『在庫あり』または『DC在庫あり』といった記載があるものは、値引き交渉の価値があります。
特に『DC在庫あり』と書かれている商品については、メーカーも在庫処分を行いたいと考えています。
そこで、店舗に常駐するメーカー販売員を捕まえて値引き交渉を行うのがポイントです。
この場合、販売員とのギリギリの攻防を行うことができ、大幅値引きも可能です。
例えば、店頭販売価格が20万円の冷蔵庫が、在庫処分で16万円となっていた場合、3万円以上値引き交渉することも可能です。
即決購入で値引きを誘導するのもコツがある!
家電量販店側にとって、仕入れ原価ギリギリでも商品を販売する方が損益を出さずに済みます。
特に処分セール品については、スペースを空けて新製品を展示したいという考えもあります。
そこで、値引き交渉の総仕上げとしてのコツが、現金即決払いという方法です。
『値引きしてくれたら、即決で購入する』という交渉を行います。
量販店の多くは、日毎の売り上げも重要であり、高額商品が売れるほど社内での店舗売上ランキングに影響します。
特に平日かつボーナス前の時期は、消費者の多くは財布の紐が固く、高額商品を買わない傾向にあります。
敢えてこの時期を狙って、即決購入を匂わせ、悩むフリをするのがおすすめです。
悩んで、ギリギリのラインを見定めるだけでなく、スマートフォンで市場価格を調べながら交渉するのも、ポイントになります。
最後に
近年、家電量販店はインターネットショッピングに押されがちの傾向にあるものの、高額かつ大型商品の場合は店頭購入がおすすめです。
特に無料配送サービスや不用品の処理または現金買取といったサービスを活用することで、実質的な値引きが広がります。
先ずは、店頭価格で購入するのではなく、店員に声を掛けて、説明を聞くことが値引き交渉のコツになります。