水道光熱費は生活する上でなくてはならない費用です。しかし、効率的に節約する事によって毎月の出費を抑えることが出来ます。水道光熱費を節約する方法として、電気とガスが中心になってきますが、今回はガス代を節約することについて説明したいと思います。ガス代を節約してその分貯金に回しましょう。
目次
ガス代を節約するにはプロパンから都市ガス
もし自宅がプロパンなら、可能であれば都市ガスの家に引っ越す事をおすすめします。と言いますのは、プロパンと都市ガスとでは以下を比較すれば圧倒的にガス代が違うからです。
都市ガス 基本料金 700円前後 1㎥あたりの単価 140円台~170円台
プロパンガス 基本料金 2000円前後 1㎥あたりの単価 500円
既に基本料から都市ガスとプロパンガスとでは、差が開いていることが解ります。ただ、プロパンガスはそれぞれの会社が運営しており、良心的なところもありますし、言葉は悪いですが、ボッタクリと思えるような単価で販売しているところもある為、ガス代もバラバラで一概には言えませんが、傾向としてプロパンガスは都市ガスの2倍以上とも言われており、ガス代を節約する事を考えているならば最初にプロパンガスを見直す項目です。いくらガス代を節約してもプロパンと都市ガスとではスタートラインが違います。
ガス代節約には入浴時が最適です
ガス代は都市ガスかプロパンガスのどちらを利用しているかにもよりますが、季節や地域によっては光熱費の中では群を抜いてかかることが多いです。そのため、ガス代をより安くしようと工夫することは多くの家庭で必要なことです。ガスは日常生活においてさまざまな場面で使用するものですが、最も使う機会が多いのは入浴時であり、入浴時のガスの使い方を見直したり、量を減らすことでガス代の節約が可能になるのです。
入浴時にガス代を節約する方法について
入浴時にガス代を節約する方法としては、まず湯船にお湯を貯める際に今までより少し少なめに貯めるようにすると、1か月続けて実行するだけでもかなり節約することが可能です。
家庭によっては自動でお湯を貯めてくれるシステムが備わっているところもありますが、そのシステム設定で貯めるお湯の量を少なめに調節してガス代を節約することも可能です。
また、貯めるお湯の温度やシャワーなどで使う温度を1度下げたりしても、ガス代は節約できます。
そして入浴するのが自分一人であったり家族の中でいちばん最後に入浴するならば、体などを洗う時にシャワーではなく風呂桶で湯船のお湯をすくって使うのも大きな節約になります。
更に、夏場は1週間に1日か2日をシャワーの日にしたり、なるべく追い炊きをしないように、家族で近い時間に入るなど工夫が必要です。
入浴時にガス代を節約する際に気を付けておきたいこと
ガス代を節約しようと、湯船の湯量や温度を低めに設定するのはいいことなのですが、特に冬場はあまりにも湯量が少なかったり温度が低かったりすると、入浴中に体を冷やしてしまったりして風邪をひき、今度は医療費がかかってしまうことになります。
なので極端なガス代の節約は避け、自分が入浴して寒さで苦痛を感じない程度にしてガス代の節約をすることが大切です。冬場はシャワーですますのはなるべく避ける事を推奨します。
入浴時にガス代の節約をおすすめする理由
自宅でガスを使用する場面としては、入浴時と料理の時、そして洗顔や洗濯などがありますが、料理や洗濯は主に主婦など1人でやることが多く、1人に節約の負担がかかってしまうことが大きいです。
節約をきちんとしようとすれば家族が協力して節約する必要があるので、家族皆で入浴時のガス代の節約を心がけた方が大きな効果をもたらしますし、各々が節約をしっかりしようという気持ちが起きやすくなるのです。
料理の際は、カセットコンロや電子レンジや自然解凍を併用する
お風呂の他に節約するとしたら料理ですね。例えば、カセットコンロを使うと安く節約できます。簡単な料理や単にお湯を沸かすだけなら、カセットコンロを併用しましょう。またコーヒー一杯を飲むために、お湯を沸かすのもったいないです。電子レンジで温めましょう。冷凍ものは自然解凍してから温めるとその分ガス代を抑えられます。
支払い方法を変える
ガスの支払い方法に口座振替を実施ているかたは多いですが、クレジットカードで決済することにより更に得になります。それはポイントが付くからです。還元されたポイント分を割引と考えると節約につながります。
ガス・電気セット割をつかう
直接ガス代を節約という訳では無いですが、東京ガスの新電力を利用すると電気代もお得なります。東京ガスの電気とセットでセット割で更に安くなります。気になる料金ですが、毎月の固定費である基本料金が安くなり、電気料金の基本料金(月額)から270円割引となります。東京ガスで電気もガスも契約するとお得な割引です。270円×12か月で年間3240円お得です。しかも支払いが一度で済むため家計簿の管理もしやすいと言えます。
まとめ
ガス代を節約できるかはまずプロパンから都市ガスの所への引っ越しを推奨します。そして次に推奨するのが、入浴時の節約です。
入浴時であれば状況によっては機械等で自動で節約をしてくれることもありますし、何よりも家族全員で協力して節約をすることが可能だからです。余裕があれば料理の節約ですが、入浴時の節約程の節約効果は低いと考えた方が良いです。