社会人がインフルエンザになってしまったら
毎年必ずやって来ると言ってもいいほど流行しやすい感染症インフルエンザですが、もし自分が感染してしまった時、皆さんはどうしますか?
学生の時は、インフルエンザと発覚したら必ず休まなければいけませんでしたよね。
しかし社会人にとって仕事を休むという事はそう簡単な事ではないと言うのが今の日本の現状だと思います。
そんな状況の中でも、社会人だからこそ人に言われるのではなく、自分自身で取るべき行動をする必要があります。
ではインフルエンザにかかってしまった時、どう行動する事が適切なのでしょうか。
インフルエンザにかかってしまったらどれくらい休むのが適切?
基本的にインフルエンザについては、発症したとしても休まなければならないと言った法律はありません。
休む期間は、各企業の判断に任される事が多いです。
今では、インフルエンザに対する世間の認識も強くなり、感染者を休ませる傾向にありますが、中にはあまり休ませて貰えない企業もあります。
会社によって、インフルエンザの認識がバラバラなため、適切な休養日数を支持しない所もあるので、自分自身で適切な休養日数を知っておきましょう。
インフルエンザにかかったら平均1週間は休むべきです。
インフルエンザの症状は人によって回復するスピードは違いますが、早ければ3日ほど、遅ければ5日ほどは発熱が続くと言われています。
発熱が治まっても、2日はウイルス感染の恐れがあります。
全体で考えると治りが早い人は5日、長い人は7日必要だと言うことです。
症状が治ってもすぐに行ってはいけない
インフルエンザが治りかけても、決して会社には行ってはいけません。
自己判断で会社に復帰しないようにしましょう。
インフルエンザの場合、発熱して3日目くらいがもっとも感染力が強いのですが、発熱が治まってもウイルスは体内に存在しています。
治りかけてすぐに動けるようになったとしても、会社に出社すれば周囲に感染する恐れがあります。
一度感染してしまえば、社内の社員が全滅してしまうことも十分にあり得るのです。
自分は良くても周りに多大な迷惑をかけることになり兼ねないので、治りかけには十分注意が必要です。
会社の上司に休むなと言われてしまったら
治りかけで会社に出社する事も感染の危険がありますが、この場合もっとも危険な行為になります。
インフルエンザにかかっても十分にお休みが貰えない時は、自分も辛い思いをする事はもちろん、周囲に感染力の強いウイルスを撒き散らし続ける事になるので、大変危険な行為です。
インフルエンザと診断されたのに仕事を休むなと言われても、必ず休んで下さい。
医師に診断書を書いてもらい、それを提出すれば通常は休めます。
その時診察を担当した医師に、必要な休養日数をしっかり書いてもらってください。
もし数日休みを貰えたとしても、十分に回復しなかったり治りかけの状態であれば、職場に連絡をして休む事を伝えましょう。
自分も周りも大切に
どんな病気でも、無理をして仕事をする事は自分を傷つける行為です。
さらには周りにも迷惑をかける事になります。
休む事が迷惑だと言う風潮もありますが、それは違います。
調子が悪い時は休む。それが大人としてのマナーです。