みなさんはネットバンクを利用する事ありますか?もはやインターネットバンクは当たり前になってきており、忙しいサラリーマンにとっては、パソコンやスマホで家賃や水道光熱費などの送金など便利ですよね?筆者もチョットした口座の残高確認や振込のときなどはネットバンクを利用しており重宝しています。
以前は貴重な昼休みをATMに並んで振込をしたりと時間を無駄にしたつぶしたこともありましたが、ネットバンクを利用してから基本的には出金も近くのコンビニなどからであり、大手のATMで並ぶ必要が無くなりました。
最近はアプリも出来始め、スマホひとつでどこでも、ワンタッチで口座が確認できる為、より便利になってきました。もはやネットバンクが欠かせない存在になっている事は言うまでもありません。しかし便利になればなるほどリスクが伴う事も忘れてはいけません。
ネットバンクのリスクを考える。
ネットバンクを利用している人の中でそのリスクを考え踏み出せない人も少数ながら存在します。具体的に言えば、ネットバンクにはIDやパスワードを盗まれ第三者から不正送金されるリスクです。
しかし、そうはいっても利便性を考えると、ネットバンクを利用しないでいるのも、勿体ない話ではないでしょうか?筆者も不正送金のリスクを考えながらも、ネットバンクの便利さに完全に依存してしまっている状況です。
不正送金のリスクを回避する5の方法
それでは、どうやってリスクを抑えながらネットバンクと付き合うかお教えします。ここでは主な対策として5つの方法をご紹介します。
①必ずお気に入りからログイン画面にアクセスし、いつもと違う方法でログインしない事です。
たまにですが大手の銀行を名乗ってメールがくることがあります。ログイン画面も作りが安っぽく慣れてしまえば大したことは無いのですが、少しでも怪しいと思ったら絶対アクセスしないこと。冷静に見るとURLがおかしい事も気づくはずです。
②パスワードは推測されやすい生年月日などは避け、定期的に変更する。
例えば1986年生まれの人そのまま1986とパスワードを入れるのはかなり危険です。個人情報もどこで抜き取られているか解りません。推測されやすい番号は止めましょう。
③ウィルスソフトを利用し、最新状態に保つ。
ウィルスソフトを入れると重くて使づらいという声を聞きます。筆者はESETを利用していますが、ウィルスソフトが入っているのを忘れてしまう位軽いです。その反面セイキュリティはかなり高いです。
④一度に引き出せる額や送金できる額を制限する。
筆者は1日の最高引き出し額を5万円、振込額を10万円と設定しています。それ以上は引き出し振り込みが出来ない為、もしもの時には被害が最小限で済みます。最近は、家賃などは口座引き落とし、高い買い物はクレジットカードやデビットカードを利用しているため、振込額が高くなることはほとんどありません。ももちろん引き出し額や振込額は人によって様々ですし、自分がリスクを許容でき不便を感じない額を設定しましょう。
⑤ログインする際はキーボード入力をしない。
パスワードをマウスで数字や文字を選択していく方法があります。楽でもキーボード入力しないという事です。と言いますのは、キーボードの入力する情報を読み取るスパイウェアが存在するからです。
不正送金が起こった際の救済措置は?
実は不正送金されたときは救済措置があります。個人の場合は重大な過失が無ければ救済されるとされています。法人の場合はさらにその注意義務が高く求められます。ただ、この注意義務は会社によって一律的ではない為、万が一、救済されない恐れもあります。あくまで最終手段としてと考え、日々のリスクを想定して行動しましょう。
偽サイトを見つけたらどうするか?
個人情報は絶対に入力せずページを閉じましょう。もし間違えて入力したらすぐに金融機関に連絡をします。金融機関の判断によっては口座の凍結やフィッシング110番に連絡することも必要です。
ネット専業銀行とは何?
ところでネットバンクには通常の銀行以外にもネット専業銀行が存在するのはご存知でしょうか?メリットは、定期預金の利率が高かったり、お買い物をした時に提携しているショップでポイントが多く付与される。お金の引き出し手数料が時間によっては無料であったり、振込手数料が月間の回数に限りはあるものの手数料が無料であったりします。
ネット専業銀行の最大のメリットと言えば金利です。例えば、私が開いている口座でセブン銀行や住信SBIネット銀行はボーナス時期になると金利キャンペーンをやっていて定期預金が0.2~0.4%になったりします。
しかし、その反面、デメリットも存在します。例えば、通帳が存在しないため、ネットの画面でしか確認できません。今までの入出金を確認したいときにネット環境が無いと見ることができないのが、やや不都合を感じています。ただ、最近はアプリの通帳で確認が出来ますし、メモを入力できますので不都合はもはやほとんど無いといっても過言ではないでしょう。
このようにネット専業銀行にはメリットとデメリット双方があります。ただ現在、筆者が利用している限りではネット専業銀行のデメリットは微々たるものと感じています。
事実、操作の事や疑問点や困った事があって休日などに電話をした事もありましたが、ほとんど待つことなく、つながりますので今のところ不敏を感じていません。サポート体制も万全と言えます。
まとめ
いかがでしたか?ネットバンクはなかなか怖いという印象があるかと思います。筆者自身も確かにそう感じている一人なのですが、特にパスワードの管理とURLはお気に入りからログインする事でリスクを抑えることができます。絶対教えてはならないのが、パスワードや暗証番号の他に、カードの裏側や別のカードに記載してある確認番号や認証番号などです。いつもと違う画面では絶対入力してはいけません。ネットバンクのリスクを理解しながらネットバンクをうまく利用していきましょう。