世界遺産「厳島神社」がある宮島は紅葉もおすすめ
宮島の厳島神社や弥山原始林などは世界遺産に登録されています。厳島神社や紅葉谷公園、宮島水族館あたりを観光されてはいかがでしょうか?
宮島の魅力
宮島はそこまで広すぎないため、一日あれば満喫できるのも魅力の一つです。島には、奈良公園と同じように人懐こい鹿たちがたくさんいます。そして、季節的なイベントですが、夏は宮島水中花火大会が開かれます。
すごい人ではありますが、鳥居の後ろの海から花火があがるというなんとも綺麗な花火を見ることができるのも夏ならではの楽しみ方です。
また、参道には古き良き町並みが残された商店や飲食店が立ち並んでいて、風情ある散策ができます。
びっくりするほど大きなしゃもじが展示されていたりして、面白いスポットもありますよ。また、紅葉の季節、桜の季節ともに散策できる散歩道があり、中でも大元公園は、厳島の中でも桜の名所として有名です。
ロープウェイを使えば、弥山の獅子岩駅の展望台にも行くことができ、瀬戸内の凪いだ海に浮かぶ島々を大パノラマで堪能することができます。
足腰に自信のある方は、登山道も紅葉谷コース、大聖院コースの二通りあるので、山頂の弥山本堂を目指して登山に汗を流すのもおすすめです。
スイーツもおすすめ!おすすめの食べ物は何?
宮島に到着したら、商店街を通って、お土産屋を散策するといいでしょう。もみじまんじゅうはできたてアツアツのを食べるのがおすすめです。
またお昼におすすめなのが、名物「あなごめし」です。
ただ見て楽しむだけではなく、もみじをモチーフにしたスイーツも人気でお土産にも最適です。
テイクアウトのお店も多いので食べ物片手に観光するのも良いかもしれません。
行楽シーズンは屋台も多く食べ歩きも乙なものです。
海に浮かぶ鳥居を見る
平清盛によって造られた厳島神社は、海までをも敷地とした荘厳な造りと調和の造形美は本当に素晴らしいです。中でも大鳥居は、奈良の大仏とほぼ同じ大きさであり、あまりの大きさに圧倒されます。
海に浮かぶ大鳥居は幻想的で、大潮の日には船で鳥居の前まで行くことができます。また干潮時は、鳥居のそばまで歩いていけますが、靴が濡れてしまうので注意が必要です。
潮の満ち引きによって、大鳥居と社殿がの見せる表情は全く異なるので、どちらの姿も魅力的です。国宝の社殿は、平安時代の住宅建築様式・寝殿造りを取り入れたもので、海にせり出すように築かれおり、背後の緑と朱色のコントラストが、美しい景観を作り出しています。
鎌倉時代からは、神社地として宮嶋全体が保護されていたため、現在に至っても美しい当時のままの姿で保存されている厳島神社、日本人であれば1度は訪れてみたいのではないでしょうか?
特に、社殿から鳥居、海を正面を見通した時の見事な対称性、まるで海の向こうへ魂が引っ張られるかのような眺めは、日本に数多ある神社の中でも最も美しい建造の一つです。
歴史ある建物や自然、美味しい食べ物があるので年中どの季節でも楽しむことが出来ますが、厳島神社や本殿の綺麗な赤の塗装と紅葉の赤がマッチする秋をおすすめします。
鳥居への行き方は?
干潮の時には下に降りて鳥居まで近付くこともでき、満潮の時には青と朱の美しいコントラストを楽しむことができ、それぞれ違った面白さがあります。
どちらも見ることができるように、島へ渡る時間、島を散策する時間、食事などを計画すると良いでしょう。
干潮時は、ちょっとぬかるんでいる状態の時もありますので、転ばないように気を付けましょう。海に浮かんでいるはずの大鳥居までも歩いて近づけ事は驚きと感動です。
両方を体験するには何時間か滞在していなければなりません。
厳島神社の混雑状況について
土日祝日は家族連れなどで賑わいます。しかし、フェリーも座れないほどではないので、比較的行きやすいです。しかし、大型連休にはやはり相当の混雑が予想されます。
そのほか、紅葉のシーズンや桜のシーズンなどにも、ある程度の混雑が予想されるでしょう。
週末や祝日等は、午前10時頃から混み出し、正午前後がピークです。
おすすめの時間帯は、朝早くか夕方のフェリーを利用した方が混雑を気にせずに拝観できます。
マイカーの方は駐車場に限りがありますので、混雑時間帯を避けた方が、駐車場待ちをせずに済みます。
厳島神社のアクセス方法
住所は、広島県廿日市市宮島町1−1
[map]広島県廿日市市宮島町1−1[/map]
・JR宮島口駅からフェリー(車やバイクを乗せることも出来ます)
JR宮島口駅からフェリーに乗り換えて10分です。
新大阪駅からのぞみで広島駅へ 1時間30分
広島駅からJR山陽本線岩国行きで、宮島口駅へ 25分
宮島口桟橋からフェリーで宮島へ 10分