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個人向け国債を利用して貯金を増やそう!メリットとデメリットは?

個人向け国債
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個人向け国債がおすすめ

個人向け国債といえば、最近はあまり話題になりません。

2000年代前半以降に金融自由化が進んでからは金融デリバティブ商品(投信・ETF・REIT(リート))などがもてはやされるようになり、個人向け国債はすっかり影を潜めてしまいました。

ですが、日銀がマイナス金利を始めて、どの銀行でも超低金利となった現代において、貯金を増やすための方法として個人向け国債はおすすめしたい商品といえるでしょう。

一昔前は、郵便局でしか購入できなかった個人向け国債ですが、現在では様々な金融機関で購入ができるようになりました。個人向け国債は大きく分けて、3年・5年(金利固定)と10年【変動金利)と三種類に分けることができます。

貯金をする上で、普通の人がお金を預ける場合、定期預金に預けると思いますが、現在の定期預金の預金利率はキャンペーンや、特別高い金利での募集をしている銀行を除けば0.025%以下の銀行が多数を占めています。

この金利は100万円を預けたとしても、一年間で250円の利子しかつかないということです。ここから税金の20%が引かれるので、実質的には200円の利子しかつきません。

ところが、個人向け国債の場合、現在発行している3年ものだと0.05%の金利がつきます。

これは、キャンペーンなどで高金利での定期預金を募集している銀行と同等です。

個人向け国債のメリット

100万円預けた場合だと、年間で500円の利子がつきます(税引き前)。

金額自体は政策金利自体が低いため大した金額に思えないかもしれませんが、これは一般の銀行の定期預金の倍の利子になると考えるといかに金利が高いかわかるでしょう。

キャンペーンなどで高金利の定期預金を募集している銀行もありますが、そのような銀行の場合、最大預け入れ金額や、最低預け入れ金額が決まっていることが多いのですが個人向け国債の場合、そのような制限がないのがメリットといえるでしょう。

個人向け国債のデメリット

逆にデメリットとしては、期間途中での換金(中途換金)がしにくいことにあります。

できないわけではないのですが、直近2回分の利子が払われないため若干目減りしてしまうというデメリットが有ります。

ですが、銀行の定期預金などでも、満期前に解約した場合は、普通預金の金利と同じだったりするので、そこまで大きなデメリットとはいえなさそうです。

個人向け国債のまとめ

一見すると、ハードルが高いように見える個人向け国債ですが、購入もしやすく、金利も定期預金よりも高く貯金に向いている商品といえるのではないでしょうか。国債なんて時代遅れなんじゃ・・と思うかもしれませんが、元本が保証されていて金利も高いとなると堅実に貯金を増やしたいという人は一考の価値がある商品といえるでしょう。一度検討してみてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
サトシ
私は40代のサラリーマンで、節約と資産形成が得意です。日々の生活の中で節約を行い、その節約金を資産形成に活用してきました。つみたてNISAやiDeCoを活用し、少額から始めた投資が今では大きな資産となりました。このブログでは、私が実践してきた節約術や資産形成の方法を初心者の方にもわかりやすく発信しています。一緒に節約と資産形成のスキルを身につけ、豊かな未来を手に入れましょう。