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スマートフォンやタブレット端末には通信量を削減出来る設定が元々ある!
スマートフォンやタブレット端末は、高速データ通信すなわち、LTE回線を使用し高画質な動画やネットゲームをプレイすることが出来ます。
しかし、一番気になるのが毎月の通信量であり、あっという間に通信量が上限をオーバーしてしまいます。
近年では、格安SIMを提供するMVNOの場合、データ通信速度を切り替える機能があります。
しかし、キャリア端末の場合、速度を制限するアプリが無いため、いつの間にか通信制限が実施されることがあります。
実は、Android端末にはデータ通信量を設定だけで節約することが出来ます。
専用アプリを起動しないため、端末の動作もサクサク!
バッテリー消費も減少!先ず、スマートフォンやタブレット端末は、操作をしない状態でもデータ通信を行っています。
その通信状態については、設定の『データ使用量』を開き、どのアプリが無駄な通信を行っているか確認することが出来ます。
また、強制的にバックグランドでの通信を制限できるため、無駄なLTE通信量を節約することが可能になります。
さらに、Android端末を起動する際、自動起動するアプリもあるため、不要なアプリの自動起動を無効にします。
これにより、無駄な通信量を削減できるだけでなく、本体のメモリ使用量も低減されるため、端末の動作がサクサクになります。
さらに、『データ使用量』の設定で『モバイルデータ』をOFFにします。
これだけで、LTE通信が行われないものの、電話としての機能は確保することが出来ます。
バックグラウンドで起動するアプリの通知がされない!
また、モバイルデータ通信を切るとメールも受信しない…さて、バックグランドで起動していたアプリを強制的に停止すると通信量は、節約出来るものの更新データなどの通知がされなくなります。
また、割引クーポンが連動するアプリの場合、お得情報も受信できなくなります。
しかし、この点は些細なものであり、Wi-Fi通信環境があれば、大きく使用に影響はありません。
ただし、モバイルデータ通信をOFFにしLTE通信を完全に切ると、通信量の節約は出来るものの、メールの受信が出来ないため、不便になるというデメリットが一番大きいと考えます。
デメリットが目立つのに何故おすすめするのか?
それは、常時端末を使用しない!そして無料Wi-Fiスポットがある!しかし、一見するとLTE通信量を節約するため、多くの快適性を犠牲にしているように思えますが、実際に24時間ずっとスマートフォンやタブレット端末を使用している訳ではありません。
また、近年では公共の場で無料で利用できるWi-Fiスポットも充実しているため、デメリットが多少あったとしても、ある程度の問題を圧縮することが出来ます。
最後に
近年は格安SIMや光インターネット回線の普及により、高速データ通信環境を手軽に利用することが可能となっています。
その中でもスマートフォン自体の基本契約を必要最小限にして、Wi-Fi環境下での使用をメインとすることが出来ます。
つまり、無駄な通信量を見直すことで、LTE通信量が500MBまたは1GBでも十分に通信環境を確保することが出来ます。