電気代を節約するには?
電気料金を節約するには通電しない事です。
どれ程の最大消費電力が大きな家庭用電化製品があっても通電していなければ電気料金はかかりません。
逆に最大消費電力が小さい家庭用電化製品であってもコンセントを抜かない限り意外な程大きな電流を通電している場合もあります。
それぞれの違いを理解して賢く節約しながら快適に生活できるよう心掛けましょう。
家庭用電化製品のコンセントを抜くと通電が止まる仕組み近年製造された多くの家庭用電化製品のパワースイッチは軽く触れるだけで入り切りが切り替わります。
こうした家庭用電化製品のほとんどが通常、パワースイッチと記憶装置など必要最小限の部品だけに通電する仕組みになっています。
コンセントを抜く際の注意
バッテリーなどで停電の間もカレンダー付き時計や録画予約を覚えている場合もあります。
こうした器機のコンセントを抜くと内蔵バッテリーが切れるまではカレンダー付き時計や録画予約の記録が残りますが、長時間停電すればそれらは消えます。
ですからコンセントを抜くと録画予約が消えることがあります。
待機電力を録画予約などに使っている事例滅多に使わないビデオデッキがあり、予約録画にも使えなくなっているけれどたまに懐かしいビデオテープを見る時だけに使っている場合はコンセントを抜くべきです。
ビデオデッキには先に挙げた予約機能など様々な部品があります。
それらはコンセントを抜かない限り使わない機能の為に通電を続けます。
しかも古い器機ほど部品の消費電力が大きいので同じ録画予約機能を持った最新機器より消費電力が大きいのです。
こうした日常使わない機器でしかもコンセントを抜かないと節電できない機器のコンセントを抜くのが大きな節約になります。
逆にコンセントを入れてある間残っている記録などを消しても良いかは使用する家族のみんなで話し合ってコンセントを抜かないと、節約の為に家庭内不和を起こしてしまいます。
待機電力を電磁スイッチだけに使っている事例
クーラーなどリモコンで入り切りできる家庭用電化製品もコンセントを抜かない限り通電しています。
しかしそれらの多くはリモコンでパワースイッチを入り切りする為の電磁スイッチだけが通電しているに過ぎません。
こうした家庭用電化製品のコンセントを抜いても節約できる電気料金は月額1円にも満たない程度です。
電磁スイッチに通電していてもそれはスイッチを作動する為だけの僅かな電流しか流れないからです。
念の為に確かめるにはコンセントを抜いた状態と挿したとで消費電力量を較べれば良いのです。
電気料金の請求の元に成る電力量を示すのはメーターについている円盤の回転速度などでわかります。
パソコン周りのコンセントをまとめて管理する事例家庭で使うパソコンでも周辺機器があれば待機電力がかかります。
テーブルタップの利用
これらは個々に購入する時にコンセントを抜いても支障がないか確認して、支障無ければ抜いておくべきです。
しかし機器が増えるといちいち抜き挿しするのが面倒な場合もあるでしょう。
そう云う場合に、個々のコンセントに通電するか抜いた状態にするかを入り切りできるスイッチ付きのテーブルタップを使えばスイッチの入り切りでコンセントの抜き挿しと同じ効果が得られます。
まとめ
快適に生活出来る範囲で無駄な通電を省いて節約する方法について述べました。
こうした条件とは別に地震で家から避難する時などは配電盤や分電盤の一番大きなブレーカーを切って避難しましょう。
これをしていないと、壁の中で漏電することもありえるのでコンセントを抜いても安全が確保出来ないからです。