格安のアウトドア用品を入手しよう
キャンプ用品は屋外で使用するという目的があるため、素材が頑丈で壊れにくいものが多くなるという性質上、価格も高くなりやすいです。新品で購入するとなるとチェアだけでも5000円から10000円を超えてしまうことも多く、Helinoxのチェアは12000円ほど、Colemanのチェアでも5000円ほどはかかります。事務用のパイプ椅子ならば6、7脚購入できてしまうくらいの価格で、節約を意識しないでいると出費もかなり多くなります。キッチン・テーブルセットは椅子もセットで約4万円しますが、Colemanのテーブルだけでも13000円くらいはかかってしまうため、コストは掛かりすぎてしまいます。毎日使うのであれば長く使えてコスパは良いですが、キャンプ用品は使いシーズンが限られてくるため、お金をかけすぎても高いだけの買い物になってしまいます。
こうしたアウトドア用品を安く入手するには、アウトレット品や中古品を活用するのが一番です。なかでもColemanのアウトレットショップは、その頑丈さが生かされていて、安くて中古であってもまだまだ使える状態のものがほとんどです。店舗内で展示に使われていただけのものもあるため、最新のデザインではなくてもおしゃれで実用性は高く、お手入れ次第では2年、3年と長く使用することも出来ます。アウトレット品だと約3割から6割という価格で入手できるようになるため、12000円のチェアならば約4000円で購入できます。テーブルセットのものもデザインを気にしなければ1万円未満で入手できるため、賢くアウトドア用品を選んでください。
また、知人や友人にアウトドアが好きな方がいるならば、安く譲ってもらうというのもおすすめです。他にもヤフオク、ジモティー、メルカリなどで安く売りに出されている格安アウトドア用品を見つけられれば、送料などが多少かかるくらいで定価より大幅に安い金額でキャンプ用品、アウトドア用品をそろえることが出来ます。メルカリはほどほどの品質で安く購入できますが、そこまで品数は多くないため良いアウトドア用品と出会えるかどうかは運次第です。ヤフオクは品数が豊富で、価格帯も一般的ですが送料が高くなりがちなため購入前のチェックが大切です。ジモティーは同じ地域内でいらなくなった物品をやり取りできるサービスで、かなり格安で他人から譲り受けることが出来ます。地元限定なため、実際に待ち合わせをして直接その場で受け渡しをするような取引をするため、地元民同士での交流も生まれるなどのメリットもいくつかあります。
Amazonでアウトドア用品を探すのも最適で、送料がかからない無料配送を頼れれば相当お得にキャンプ用品を入手できる場合があります。ブランドや新品、中古の扱いもあるため、予算に適しているようであればAmazonでの購入も検討しましょう。実際にキャンプ用品を販売している大型店舗を訪れるのもよいですが、車がない場合や車に大きな箱が入らない場合は郵送してもらえるサービスを利用するほうが良いです。Amazonならば無料配送してもらえる可能性が高いため、気になる格安アウトドア用品を見つけたら一応Amazonでもリサーチしておきましょう。
お金をかけずにアウトドアを楽しもう
アウトドアといえばキャンプ、登山が真っ先に浮かぶ方が多いですが、キャンプ場を借りる時にはあまりお金はかかりません。1区画2000円ほど、駐車場も1日300円から500円くらいが相場で、本格的なキャンプ場を選ばない限りは場所にお金がかかることはあまりないです。登山を楽しむ場合には、登山の日数によって物資も変わってきて、日帰り登山であれば持ち運べるコンロと軽いチェア、飲食器具があれば十分な場合もあります。近場にある公園、運動公園などでキャンプができる場合もあるため、住んでいる地域に最も近いキャンプ場は事前にチェックしてみてください。
キャンプ場によって近くの自然や公園施設に差があり、アスレチックのある場所や大きな川がある場所、水遊びもできる河原があるような場所も多いです。ただ屋外で食事をするだけではなく、釣りや野外炊事、BBQを楽しんで、子どもがいる場合にはアスレチックでのびのびと遊ばせてあげるのも良いでしょう。バードウォッチングや自然風景の写真撮影もアウトドアをさらに楽しむ要素になるので、キャンプ場選びではできるだけ施設の多い場所を選ぶと良いです。地域によっては無料のキャンプ場があり、連絡するだけだったり、連絡すらしなくても良かったりします。最低限キャンプやアウトドアに慣れている方ならば、そうした施設を利用するのも良いでしょう。
ただし、安いキャンプ場ほど訪れる人のモラルも低い場合が多いです。当たり前のように生ゴミをただ捨てていったり、キャンプ後の整地や清掃をしないまま帰ったりするような人もいます。そうした非常識な人と同じ空間にいてストレスを感じたくないならば、ある程度の出費は我慢して、キャンプ費用3000円くらいは出す必要がある施設を選んだほうが十分にキャンプを満喫できます。大学生や若者が大勢集まってBBQをする時によく使われている施設は避けて、落ち着きのあるキャンプ場を選ぶとマイペースにのんびりできるため、事前に運営会社に電話で聞いておきましょう。団体の利用がある場合は、その日の利用は避けたほうが無難です。
アウトドア調理を節約して楽しむコツ
アウトドアの醍醐味とも言える野外炊事は、あまりお金をかけないほうが楽しめます。多少焦げても、お皿が小さくてもあまり気にせず、アウトドアらしいスタイルで食事を楽しむのがおすすめです。食器類は洗って繰り返し使えるもののほうがよく、100円ショップに売っているアウトドア用のお皿やコップでも十分使えます。わざわざブランド物の調理器具を使っても、100円ショップのものを使っても現地での利便性にはほとんど影響しないので安いもので十分です。加熱調理に関してはそこそこしっかりしたものを用意したほうが調理に集中できます。施設にある薪を使って調理をするのもよいですが、1回の調理に必要な薪を300円ほどで買わないといけない場合があります。1泊するだけならば十分安いですが、火力の調整は難しく、お湯を沸かしたり、少し加熱したいだけの調理には不向きです。
着火剤や点火剤も合わせて使用すると火おこしの時間が短縮できますが、子どもや家族で一緒に火おこしに専念するのもまたアウトドアのお楽しみポイントです。火遊びは危険ですが、火おこしを体験できるのも貴重な思い出になるため、時間がかかっても親子で一緒に調理をしてみてください。また、アウトドアの楽しみを減らさないために、調理に失敗したり、釣りで1匹も釣れなかったときのために保存しやすく、加熱しなくても食べられる食材を一応用意しておきましょう。きゅうりやりんごなど皮ごとかじりつけるようなものを用意しておけば、最悪の残念な事態は避けられます。そのくらいの食材であればお金もかからずに済むため、宿泊日数、食事回数に応じて食材も調整しましょう。
まとめ
アウトドアを節約して楽しむには、アウトドア用品の節約が最も重要です。キャンプ場の費用や現地での食材費用はあまりかからないためあまり気にせず、アウトレットや中古美品のアウトドア用品をAmazon、アウトレット、メルカリ、ヤフオクなどで手頃なものを手に入れてみましょう。